本日の『NSJ日本証券新聞』「ニッポン経済探訪」。モリタク(森永卓郎)先生、近時のCPIマイナスを日銀の金利上げ政策の失敗と認定。しかし日銀の現状がマイナスでも一年後はプラスゆえに利上げをする、という発言を「金利上げたい病」と批判します。しかし日銀はその発言とは裏腹に、行動としては、4月のマネタリーベース伸び率が前年同月比12.2%増など実際には「金融緩和」的に行動している“言行不一致”を展開している、と指摘しています。それゆえこの不一致は日銀は批判されるべきではあるが、日本経済には景気失速を防ぐかもしれないので明るいニュースである、と書かれています。