日本銀行、ゼロ金利解除


http://www.boj.or.jp/type/release/zuiji_new/k060714.pdf

とのこと。取り急ぎ。

 さてと、そういえば総裁、岩田一政副総裁はこんなこといってたね。

http://www.boj.or.jp/type/press/kaiken/kk0606c.pdf

http://www.boj.or.jp/type/press/kaiken/kk0606b.htm

副総裁のほうはhtmlなので簡単コピペ。

「先程申し上げたとおりではありますが、「日銀当座預金残高という量が例えば10兆円になったから、もうこれは良い状況なのでゼロ金利を解除します」というように、機械的に量の動きと金利の調整を結び付けることはしないということは、総裁も繰り返し申し上げていますし、私もそのように思います。つまり、量の動きをみて、それで金利調整が直接その影響を受けるということはないと考えています」

 10兆円の岩盤到達は6月ですから、彼等の発言とは異なり、本当に量的緩和解除→日銀当座預金残高爆下げ→今回のゼロ金利解除

は一連の政策スキームだったわけで「分離」などしていなかったことなんでしょうね。いわゆる「時間軸効果」(短期名目金利を景気回復後の延長実施して金融緩和=インフレ予想をうながす効果)の剥落化を事実上「目指」していたわけでしょう。機械的ではないかもしれませんが、十分に政治経済的な対応に思えます。

まだ書きたいことがもちろんありますが改めます。