ロンドンでマンガ!

「!」と強調符をつけるほどかといえば違うわけだけど 笑 別にイギリスのマンガ事情を調べにいったわけじゃないけど、たまたまめぐりあわせでマンガネタ

 大英博物館のほぼ正面に、コミック専門店があって、僕は初めてこの手の専門店に入った。アメコミ論争の前はこんな店は眼中にもなかったんだよなあ。この専門店は、地下は日本のマンガとグラフィックノベル、一階はイギリスのコミックとアメコミ(まじっててよくわからん)。

 面白いのは、「Key Creator」という紹介でメビウスの作品がフランス語のものも含めて何冊か展示されてたこと。

 日本のマンガも品ぞろえは豊富で、辰巳ヨシヒロの作品は目立つところにおかれてて、どうみてもこの専門店がかなり通好みになっていることがわかる。もう一件、ピカデリーにある専門店をみたけれどもこちらは規模は同じでも大衆受けする感じだろうなあ。


 あとこれもむこうにいってたまたま地図をみたら大英正面から歩いて2,3分のところにcartoon museumがあった。これがホガースからはじまり、諷刺画を中心に充実した展示内容。入り口の爺さんがやる気なさげなのは除外して、これは見ておくべきものがあった。ちなみにホガースの油絵はテ―ト・ブリテンにコーナーがありこれも見てきた。

博物館の外形はここ

機内で韓流

 最近、原稿の準備しているせいもあって韓流への関心が再炎してて、機内では行きも帰りも韓国映画を見てました。面白い順でいえば韓国70年代のロックと若者たちのナイトライフを描いた『ゴーゴー70』が佳作。朴政権のもとで、長髪強制カット、洋楽の事実上の禁止、ヴェトナム戦争の直接的な影響など、当時の日本とあまりにもかけはなれた習俗が興味をひきました。シン・ミナのゴーゴーダンスや音楽評論家の造形などが魅力的ですね。実話の映像化です。次にはマンガを原作とした中年の男と高校生の少女との愛を主軸に描いた『純情漫画』。これはまあみてただけ。最後は植民地時代の朝鮮社会を背景にした『影の殺人』。あまり面白くなくて途中で爆睡(笑)。他に邦画で『ハゲタカ』(これはリーマン危機やら派遣労働者問題やらをまぶした快作)。あと鉄の爪はやしたのとかみたけど途中で挫折

海の向こうからですんません

 民主党馬鹿勝ちですか。BBCのニュースでは経済問題をどうすんだゴラァと鳩山氏の顔を何度もうつして報道していた程度です。イギリスは日本よりいい感じですね。新聞ではベビーブーム到来の可能性も書かれてたし、長期でも短期でももう日本は立派な劣等国です。それとロンドンは韓国のお嬢様方が元気よく観光にきておりますが、わが日本はちょっとかげ薄いですねえ。ここらへんは帰国したらまた書きますが(韓国には近いうちにいくつもりです)。

 さて宣伝です。以下のインタビューがネットで読めます。民主党の馬鹿勝ちを前提にして話しています。

 なぜかヒースローのラウンジにあるパソコンがコピー&ペースト機能が制限されてるのでリンク先をコピペできないのですみませんが以下の文字をググっていただければと(リンク先加えました)

 失業率10%時代がやってくる!(日経ビジネスhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090820/203030/?P=2

 それと夕刊フジでも民主党大勝利を背景にしたコメントを出してます。ここhttp://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009083128_all.html

 どうかよろしければ参照ください。イギリスの大書店をみたけれどもロバート・フランクの続編やリーマン危機関連本とかがでているの以外に特に目立つものはないですね。資本論とか国富論の引用本が出てて、どこの国も経済危機が起きると過去を振り返るということでしょうか。