最近、原稿の準備しているせいもあって韓流への関心が再炎してて、機内では行きも帰りも韓国映画を見てました。面白い順でいえば韓国70年代のロックと若者たちのナイトライフを描いた『ゴーゴー70』が佳作。朴政権のもとで、長髪強制カット、洋楽の事実上の禁止、ヴェトナム戦争の直接的な影響など、当時の日本とあまりにもかけはなれた習俗が興味をひきました。シン・ミナのゴーゴーダンスや音楽評論家の造形などが魅力的ですね。実話の映像化です。次にはマンガを原作とした中年の男と高校生の少女との愛を主軸に描いた『純情漫画』。これはまあみてただけ。最後は植民地時代の朝鮮社会を背景にした『影の殺人』。あまり面白くなくて途中で爆睡(笑)。他に邦画で『ハゲタカ』(これはリーマン危機やら派遣労働者問題やらをまぶした快作)。あと鉄の爪はやしたのとかみたけど途中で挫折