2013-07-27から1日間の記事一覧

ジェフ・ジョーンズ(作)&ジム・リー(画)『ジャスティス・リーグ 魔性の旅路』

これは面白い。正義の集団ジャスティス・リーグのメンバーの孤独と「仲間」の連帯への懐疑を中心に、さまざまな掛け合いやドラマを織り交ぜて進行していく。それとメンバーの絵が若くて魅力的なのもいい。日本人の感性にむいてる感じかな? 宣伝の文句にもあ…

マーク・ミラー(作)&J.G.ジョーンズ(画)『ウォンテッド』

映画版の『ウォンテッド』とはまったく違う味わい。かなりな「悪」の誕生を描く物語。結構好きかな。ウォンテッド (ShoPro Books)作者: マーク・ミラー,J・G・ジョーンズ,中沢俊介出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション発売日: 2013/06/26メディア: …

藪下史郎『スティグリッツの経済学 「見えざる手」など存在しない』

スティグリッツ経済学の由来からその発展、今後の可能性を、経済学の初心者にもよくわかるように書かれた読みやすい経済学副読本といえる。僕は早稲田大学の大学院(ジャーナリスト専攻)で、今年度はスティグリッツの『ミクロ経済学』を活用したが、そのと…

マルク=アントワーヌ・マチュー『神様降臨』

編集の田中さんから頂戴する。どうもありがとうございます、昨日、古永さんの訳になる『ラ・ドゥース』を読んだばかりで、そのときこれを購入しようと思った矢先でした。なんとタイミングのいい(笑)。 マチューのバンドデシネは短い絵の中に複雑で多様な解…

姫川れいあin 秋葉原ネ申タワー

福岡のアイドルグループQunQunのライブに電撃的にいって見たくなった。まず室内なのがいいw。座れるw。 今回の最大の注目は、QunQunでサポートレギュラーの姫川れいあ。彼女は超未完の大器である。その美しい顔の骨格は、すべての美少女の必要条件をみたし…

山田雄三の謡曲論

経済学者の山田雄三は、計画経済論、日本の国民所得統計、社会保障の整備などに大きな貢献を残したことで知られる。また晩年の様子は城山三郎の小説『花失せては面白からず』でも有名である。 山田は経済学者なのだが、城山の小説の表題にも活かされているよ…