2007-12-04から1日間の記事一覧

正直な一行感想のコーナー

誰も経済系ではいわないようだけど、正直なところ。 グリーン・スパンの『波乱の時代』って分厚いわりに中味がぜんぜんなくて、つまんなくない? 波乱の時代(上)作者: アラングリーンスパン,山岡洋一/高遠裕子出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 20…

 研究関係で読んで面白かったもの

最近、再読したのも含めると、まずシリーズがまとめて復刊したUP選書の一冊。生前は何回かお目にかかりお話をしたこともある古田光先生の名著。『河上肇』。河上の宗教観が信心ではなく倫理的なものであることを喝破し、また『貧乏物語』の思想史的な位置取…

本音で語れ! 年間裏ベスト2007

例年より早いですが、時間のあるいまのうちにということで。2006年はこんな感じでした。2005年の方が面白かったのですが管理大変なので削除してしまいました、スマソ。 以下、順不同で 第1位 と学会『トンデモ本の世界U』にオレ田中登場(笑) アメコミで…

経済セミナー最新号、経済思想特集

定期購読も定期立ち読みも(笑)、同誌についてはしてないのでうっかりしてまして、まだおまけに未見ですが、なんでも若田部昌澄さん、小峯敦さん、竹森俊平さん、野口旭さん、松尾匡さん、そして経済思想なのにw 飯田さんまで登場とのことです。この面子で…

価値多元社会に関わる論点

これは東京河上会でも書いた話題(http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi-ver2/20070916/1189876824)ですが、生存権の経済学的基礎を考えていくと価値多元な討議の過程を論じていかないと研究が先にすすめないと思うのですが、そのうちに価値多元的な空間(…