論説「西日本豪雨災害「防災インフラ」に影を落とす緊縮主義と、民主党政権「コンクリートから人へ」が残した負の遺産」by田中秀臣in NEWS VISION

すべての災害の報道がそうでしょうけど、西日本豪雨災害もまた新聞やテレビ、ネットの情報だけではない大変でつらい出来事だと思います。本当に早い復旧がありますように。そして被害にあわれた方々の支援で、僕も金銭的な寄附を些少ですがさせていただきました。

 

今回の論説は、題名だと民主党政権のインフラ整備の緊縮に焦点をあてているようですが、確かに同政権ではさらに緊縮に拍車がかかったのは事実ですが、それよりも90年代から続く緊縮主義のトレンドへの批判です。多くの人が指摘していますが、この緊縮主義の流れは90年代に世論やマスコミの後押しがあったことも事実です。ただしそれをいつまでも慣性をもたせてしまっているのは前例踏襲主義的な官僚の体質と、それを変更できない現在の政権を含む歴代の政治の責任でもあります。もちろん本文にあるように鳩山元首相はなにを他人事のようにいってるのか意味がわからないのは指摘しておきたいと思います。少なくともこの20数年間でいえば自然災害対策のお金をもっとも減らしたのはあなたの政権からなのですから。

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