明治末期から1930年までの日本の経済学をリードし、代表した経済学者福田徳三。その偉大な業績を「著作集」ではありますが、重要なものはほぼ網羅して現代の読者に届けるという、これまた最近の経済学関係ではみられない偉業の開始です。日本の福祉経済学の父、生存権の経済学における先駆者、当時の世界水準の貢献もある福田徳三の著作の数々をわりと理想的な価格で提供できるのも今回の特徴です。
ちなみに僕はまだ編集に着手していませんが、最も自分の研究でも他に比べれば「穴」だったところだけに知的探求の楽しみも倍増です(笑。お楽しみに!
社会政策と階級闘争 (福田徳三著作集第10巻(第1回配本))
- 作者: 福田徳三研究会,西沢保,森宜人
- 出版社/メーカー: 信山社
- 発売日: 2015/10/30
- メディア: 単行本
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