古谷経衡「「反安倍」という病」in『新潮45』

 個人的には「安倍嫌い主義」と名付けているが、そのような「反安倍」の集団的・個別的感情について、『新潮45』が特集を組んだ。この古谷さんの論説については先日のトークイベントでも話題にしたのだが、良識的な内容で、今回の諸論説の中で最も納得のいくものだった。

 いまの「安倍嫌い」のは以後には、冷戦時代に共存してきたタイプの空想的平和主義などのイデオロギーがいまやそのままでは通用しない事実。その事実を直視できない人たちが、彼らの望む「下からの改革」を体現してきたかのような国民の多数に支持されている安倍晋三氏への「嫉妬」として安倍嫌いがある、という分析です。

 詳細はぜひ雑誌の方でお読みください。

新潮45 2015年 09 月号 [雑誌]

新潮45 2015年 09 月号 [雑誌]