マーク・ミラー (著), ジョン・ロミータ・Jr. (イラスト), 光岡三ツ子 (翻訳) 『キック・アス2』&『ヒット・ガール』

 『キック・アス』の映画版は1も2もともに日本では好意的に迎えられた。原作になる『キック・アス』も映画とは一味違うバイオレンスさを全開にした作品で面白い内容だった。

 今回はその続編の『ヒット・ガール』『キック・アス2』。この順番で読むことを推奨。やはり話の展開やバイオレンスシーンの斬新さなどが目をひく。ヒット・ガールの内面(苦悩と病理性)が、映画よりも深く掘り下げられていて、また続編を予想させる終わりになっている。

ヒット・ガール (ShoPro Books)

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キック・アス2 (ShoPro Books)

キック・アス2 (ShoPro Books)