尊厳死の法制化を認めない市民の会発足集会に出席

 尊厳死議連によってすすめられている「尊厳死法案」に反対を表明する方々と集い、そして法案固有の問題や、また日本の医療、福祉、そして生きることについて様々な方々が発言されて、非常に勉強になった。

 勉強段階の僕には、ほとんど言うべきものはなかったけれども、賛同者ということで前で少しお話させていただいたことは、議連に知人が何人かいるので、彼らがどういう意図でこの法案(僕には雑な法案だと思うし、ほとんど国民的な議論未満である状況を懸念している)を議員立法で成立させようとしているのか、その理由を率直に聞いてみたい、ということ。それに加えて、やはりこの法案の背景には、医療費や福祉関連の経費削減という、この20年以上の停滞のしわよせが反映していると思う、ということをコメントさせていただいた。自分でできることは少なくとも関心を持ち続けることだと思う。充実した生が損なわれているときに、拙速な死の選択の議論をすべきではない、と出席者の方がはなされていたが、まさにその通りだと思う。

本日の動画がアップされていて以下に。

尊厳死法制を認めない市民の会