福岡女子グループアイドル戦争(序説)

 松尾匡さん、お元気でしょうか。そちらの地元、福岡はめっちゃ女子グループアイドルのメッカとして元気ですね。およそ二けたに近い女子グループアイドルが活動中です。アイドルの経済学を志す?ものとしてうらやましい環境です。まさに「福岡女子グループアイドル戦争」といってもいい状況のように思えます。

 タイラー・コーエンの『創造的破壊』の解説にも書きましたが、グローバル化→ローカル化→グローバル化→…という文化(アイドル)の周流仮説を提起しましたが、この福岡地方の女子アイドルたちの活況はそのローカル化の深化としてみなされる反面、AKB48現象の二面性(AKB的なフォーマットの地方分散と地域分権化による中央主権転覆の可能性)という面白い要素をもっていると思います。ここらへんは近刊でさらに立ち入ってみたいと思ってます。

 昨日、博多に根拠地をおく女子グループアイドルの雄のひとつ、QunQunのみなさんとネット上で初遭遇しました。あまりに懐かしのヴァラエティぽい企画(室内運動会w)をしていて、ほほえましくなり、Twitterでつぶやいたのを「補足」されました。さすがTwitterFacebookなどを駆使するネット系アイドルとして著名なだけあります。その模様は以下の動画の48分20秒くらいからw。松尾匡さんもがんばってください(意味不明)。

http://www.ustream.tv/recorded/19200363

QunQunでは大野香澄さんのトークが安定していますね。何気に知的好奇心があり、インテリジェンスの片りんを伺わせます。他に吉岡ひかる、深谷理紗、金光優美の方々に面白いものを感じています。ちなみに毎度の傾向ですが、このリストはどんどん時間とともに増えていくのですw。

QunQun公式HP http://qunqun.asia/

上の安定したものよりも個人的には以下のカオス的なものが好きです。大野さんがセンターなのも何気にいいと思います。

さて福岡のアイドルといえばAKB48姉妹グループHKT48もありますが、彼女たちよりも歌舞音曲(おw)で圧倒的に優位にたっていると個人的に思っているのが、LinQです。

LinQ公式HP http://www.loveinq.com/

 そのレベルの高さはすでに関東圏のファンにもロフトのライブでみせつけてます。ロフトでトークイベントした経験からいますと(笑)、あそこでこれだけのレベルを保つスタミナはなかなかのものがあるでしょう。以下のロフトの画像で最初の「ハジメマシテ」からとても素晴らしい楽曲が続きます。『ウレぴあ』創刊二号のアイドル四象限マップのセンターをとっているだけあり(つまり日本のアイドルの基準なのです)、その潜在的可能性は、間違いなくローカルアイドル(動画レベルでしかみてませんが)の最高水準のひとつでしょう。

岡女子グループアイドル戦争、経済学的にも面白いテーマです。これはまた後日、続きを書きます。

プラネタリウム

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カロリーなんて / きもち / 手をつないで

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ウレぴあ 2012年 1月号

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創造的破壊――グローバル文化経済学とコンテンツ産業

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