ロドルフ・テプフェール『M.ヴィユ・ボワ』

 世界で初めてのマンガといわれるもののひとつ(見解により違う)といわれるテプフェールのコマ割マンガ。なんだか爺臭い主人公が、かな〜り魅力に乏しい女性に求婚し続けて、恋敵、修道士などなどの障害を自ら作り続け、その障害を克服していくドタバタ喜劇。これが意外とうける。思わず何度も微苦笑してしまった。売り切れないうちにマンガ好きならば手元においておいて損はないだろう。

M.ヴィユ・ボワ

M.ヴィユ・ボワ