東郷雄二『打たれ強くなるための読書術』


 速読術関連で読む。速読術に関しては漢字かな混じり文の縦書きが読むのが一番早いという統計的推測が紹介されている。なるほどこれは実感としてはありますね。もっともこれも習慣によってかなり変化するそうだから。これは速読で重要なのは視線の移動であり、漢字の存在がその視線の移動距離(視線固着の1ブロックと次のブロックへの移動)をスムーズにするから、というらしい。たしかに速読は視線の位置が大切で、僕は速読するときはなるべく本と眼の距離を少しあけて、見開き(2頁分)が見渡せる位置で、視線を新書ならば右から左に移動している。この見開き全体を一望して視線移動。というのがコツかも。そのときにキーワードがでてくるかどうかなど注意しているし、強調文の存在にも気を配っているのかも(自然にやっているのでいままで意識したことがない)。


 もう少し他の本を読んでみよう。英語とかも日本語ほどではないけれども速読は可能なので、これについても調べることにしたい。


 

打たれ強くなるための読書術 (ちくま新書)

打たれ強くなるための読書術 (ちくま新書)