近所の本屋で昼飯の後の散歩の帰りにみつける。財布もってなく小銭しかないゆえ買えぬ。笑。
しかし立ち読みしただけだが、これは面白い。2050年までのアジア諸国の人口動態や構成比の変化からいくつもの興味深い経済予測をしている。個人的にはこの種の人口予測を本気に考えるのは経済思想史研究をしているとためらいがちになる。なぜなら日本の戦前の経済思想では将来の人口増加圧力によってへんてこな政策群が「正当化」されていたのを知っているので。それでもついついこの自分がたぶん生きていないであろう先の未来予測に見入る。あとで買うかもしれぬ。たぶん買う。
- 作者: 小峰隆夫,日本経済研究センター
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (12件) を見る