NHK朝ドラ『つばさ』ファン・ミーティングに行った

 吉田桂子さんのブログhttp://keiko-yoshida.at.webry.info/200906/article_11.htmlより

 町山さんちと同じように、田中家も『つばさ』熱が異常に高い。そもそも僕が川越に小学生の終わりから大学卒業まで住んでいたことと、僕自身のお墓(予定)まで川越にあるという因縁もあり、このドラマは開始直後から熱心に見ている。蔵造りの通りもいまは観光地化が進んでしまったが、もっと寂れていた頃の風情も思い出している。これからそのときの記憶を再生するのも重要で、ちょこっと書いたけれどもいまのところ某出版社から自伝みたいなものを出す予定なので。

 というわけで家族全員で録画したりまとめ見たりしてかなりはまっているのである。この間のGWにたまたま川越に家族といく機会があったのだが、そのとき偶然に『つばさ』展というのを古い酒蔵を改造した地元のイベント会場でやっていて、その開館の一環として出演者の人たちが来場していたのである。しかしこのときはノーチェックで会場にいってみたらもう出演者の人たちは帰られた後で、子供はかなりがっくり。そのときからファンとの集いみたいなものがないか、ホームページをチェックしていたのである。

 で、本日のイベントは80名ぐらいしか参加できないもので5倍近い抽選に運よく勝ち残って子供と一緒に(つうか子供が中心なのだが 笑)見に行くことができた。いままでテレビは何回か出たことはあるけれどももちろんドラマのスタジオ見学なんか初めて。それだけでミーハー根性全開である(笑)。ともかくそのセットの手の込んだガジェットぶりに興味津津。特に普段は画面に映らない裏の方をみれて密かに興奮w。ドラマ内ででてくる伝説の和菓子「甘玉」もたべれたが、これが非常に上品で美味。

 さて実は『つばさ』の楽しみは西城秀樹手塚理美氏らその昔ファンだった人たちの活躍がみれることにもあるんだけど、実は冒頭の吉田桂子さんがとても綺麗なので彼女の活躍をみることもオジサン的楽しみでもあった。特に今回は、かの名シーンである屋根の上のバイオリンならぬフレーフレーを生でみれたのが楽しかった。子供も多部未華子さんと同じくらいファンになったと満足げに帰宅したのである。

 特別にこれから5週間分の予告編をまとめてみれたのだが、ますます面白そうで期待がもてる。個人的には最近のシリアス路線より、サンバのお姉さんたちが狂喜乱舞し、西城秀樹やローリーが怪人ぶりを発揮する様をもっと見たい。ふだんからNHKさんには出版物でお世話になっているので、ファンミーティングで制作統括の後藤さんがいったように、『つばさ』を電車の中やブログなどで宣伝してください、というアピールにここで答えておく(笑)。ちなみにとってつけておくが、拙著『雇用大崩壊』(NHK生活人新書)が何気に地下のグッズ売り場で売られていたことを申し添えておきたい 爆

つばさ―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)

つばさ―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)

“政策通”与謝野大臣をめぐる現実

与謝野氏:米政権の経済政策に「全幅の信頼」−単独会見詳報
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aUiZf0O_gkfY

インフレターゲット:  「インフレターゲット論というのはインフレの国がインフレを抑制するためのターゲット。今言われているのはむしろ逆で、あたかもデフレを脱却するための目標のように言われているが、インフレというのは目指してできるものではない。一度インフレになると制御は利かない、そういう危険性もあるので、われわれは、インフレターゲット論は取らない」

これをうけて、知人のmixi日記からの架空取材ーー

与謝野大臣! インフレは目指してできるものではないとのことですが、そうなりますとインフレターゲットを採用してもインフレは起こらないということですね?

「ええ。インフレターゲット論というのはインフレの国がインフレを抑制するためのターゲット。デフレを脱却するための目標ではない」

与謝野大臣! インフレターゲット論にご反対の理由はインフレターゲットの採用により制御できないインフレが生じる危険性があるからということでよろしいでしょうか?

「ええ。」

与謝野大臣! インフレは目指してできるものではないのですよね?

「ええ。」

与謝野大臣! インタゲを採用すると制御できないインフレが生じる危険性があるからインタゲに反対とのことですが?

「ええ。」

与謝野大臣! インタゲを採用している国は何故インタゲを採用しているのでしょうか?

インフレターゲット論というのはインフレの国がインフレを抑制するためのターゲット。インフレを抑制するため」

与謝野大臣! 一度インフレになると制御は利かないとのことですが、何故インタゲを採用している国はインタゲを採用しているのでしょうか?

「君もしつこいね。インフレターゲット論というのはインフレの国がインフレを抑制するためのターゲット。インフレを抑制するためだ」

与謝野大臣! これまでのお話をまとめさせていただきますと、インフレは目指してできるものではなく、しかしながらインタゲの採用により制御できないインフレが生じる危険がある、だからこそインタゲにご反対だと。インタゲを採用している各国はインフレを抑制するためにインタゲを導入しているが、しかしながら一度インフレになると制御は利かないと。このような理解でよろしかったでしょうか?

「ええ。」

与謝野大臣! お忙しい中、どうもありがとうございました。

 ついでに与謝野大臣のデフレ観も。

デフレ懸念:  「デフレスパイラルに陥らないように、デフレがもたらす失業率の増大、物価の下落、
経済の収縮、われわれとしてはそういう状態、経済の底抜け状態を絶対に防ぐ、デフレというものは
到来しないと確信しながら補正予算を作成した」

 ちなみに失業率は5%に増大、物価は総合指数でもマイナス、GDPは大幅下落。「デフレというものは到来しない」といいながらすでにマイナス水準になり、しかも今後の物価の動向を占うブレークイーブンインフレ率もマイナス2%で安定??的に推移中。いずれにせよ、失業率5.5%やむなしとするような財政政策と金融政策の放置では、デフレ(ある一定の時間幅をみた物価水準の継続的下落)はしっかり到来するでしょう。そもそも失業率も5.5%ですむわけもなし。つうか5.5%やむなし自体が異常な発想。