2014-07-07から1日間の記事一覧
本書は題名だけみると資産運用の入門書のように思えてしまうが、中味は最も最新で信頼できるアベノミクスの2012年から今日までに至る評価を総合的に分析し、またそれをもとに個々人がどのように資産を考えていくべきかを丁寧に議論した本である。 いわゆる「…
教養(リベラル・アーツ)とは何か、そしてそれをどのように取得していくのか。斉藤さんがイェール大学で学んだ成果を、前著の英語学習から、さらに教養一般まで拡張して論じた好著である。 特に読書のすすめと読書ノートのノウハウは個人的にも実践している…
『書斎の窓』の最新7月号に掲載されている若田部昌澄さんの「経済学史の窓から」。今回は「世界的格差拡大でマルクスとエンゲルスは復活するか?」でトマ・ピケティの『21世紀の資本論』を取り上げています。 ピケティの主張はすでに経済学の教科書(ジョー…