2014-05-06から1日間の記事一覧

鈴木一策『マルクスとハムレット』

個人的には長年待った著作。ローマ・キリスト教文明観と異教的なケルト世界観が同時に伏在するシェイクスピアの作品世界。それを読むことで両者の世界観の中で「悶え」、それがマルクス自身の経済学批判にも影響しているというのが本書の主要テーマだと思う…

自分のゼミ生用の「知の教養」的ブックガイド

経済学以外にいまのゼミ生(三年生)に読んでもらいたい読書リストを作成する。順番は特に意味はない。思いついた順番。1)ジェームズ・クラベル 『23分間の奇跡』 「学ぶ」ということの意義と危険性についての考察23分間の奇跡 (集英社文庫)作者: ジェーム…

常見陽平『「できる人」という幻想』

過去四半世紀ほどの日本の就職市場を、入社式の経営者の言葉の変遷、働き方の社会的流行語からの分析、四半世紀に「日本型経営」といわれる特質の変化、「グローバル化」についての就職市場における無責任な利用の変遷、そしてキャラ化して実体に乏しい「起…

上念塾セミナーに出ます!(上念司、田中秀臣、倉山満:6月3日19時30分新宿ロフトプラスワン)

毎回、熱気につつまれ超満員を続ける人気セミナー! 上念塾経済セミナー 〜保守がバカだと国が亡ぶ、偽装右翼に気をつけろ!〜 6/3 19:30 ゲスト:田中秀臣、倉山満 前売¥2,200 / 当日¥2,700 ※要1オーダー 前売はローソンチケットにて発売中! 【Lコード:…

就活自殺に関するリンク集

自分の研究用のメモ視点・論点 「"就活自殺"の背景に迫る」特定非営利活動法人自殺対策支援センター ライフリンク代表 清水康之 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/167020.html 上記の元データ「就活に関わる意識調査 - 自殺対策支援センターライフリ…