過日、住谷一彦先生の偲ぶ会に出席したときに頂戴した、住谷一彦「浅間山と人間点描」『軽井沢高原文庫通信』第58号は興味深いエッセイだった。そこに一彦先生の師である松田智雄や、大河内一男、我妻栄、板垣與一らの「南原共同体」について書かれていた。軽井沢に集った知識人たちの交流やその成果などは面白いテーマで、文学や芸術関係ではしばしば研究されているようだが、社会科学系ではあまりないようだ(少数はある)。なお一彦先生には浅間山の噴火をめぐる座談会記録もある。
以下はwikipediaの松田智雄の項目をコピペ。