今日は独特の思想家であった内田義彦の没30年シンポジウムで「三浦梅園と内田義彦」についての報告をしてきました。いつもの経済問題系の公開シンポなどとは違う聴衆の皆さんの反応もあり、大変に勉強になりました。
今日のシンポジウムでは、いきなり報告が「問題提起」に代わって驚きましたが、そのおかげで席上についてから問題を再構成してたら、なんで河上肇が『貧乏物語』(1917)を、貧乏経済学や貧乏論ではなく、「物語」にしたのか、自分なりに得心のいく説明がつき、それを人前で即興で解説できたのがよかったです(笑
【基調講演】今、なぜ内田義彦か
花崎皋平(哲学)
【朗読】『生きること 学ぶこと』など より
坪井美香(女優)
構成・演出=笠井賢一
【シンポジウム】内田義彦の世界
中村桂子(生命誌)
三砂ちづる(疫学)
稲賀繁美(美術史)
佐藤岳晶(作曲・邦楽演奏)
田中秀臣(経済学)
山田鋭夫(経済学)
コーディネーター=藤原良雄
シンポ終了後に懇親会。その後で懇親会出席者の皆さんと記念撮影に収まりました。