今日の放送は主にFRBの政策の失敗とトランプ大統領という人的要因から、米国の株価大崩落について語り、まもなく開く日本市場でも先物データをみると同じような大崩落が待っている可能性を解説しました。実際に、市場がオープンして閉じるまでに1000円を超える大崩落で1万9千円台前半まで落ちました。10月から約20%ほどの低下で、今回の崩落は大きいですが、株価低下のトレンドが秋からの持続的現象の一環だということを説明しました。そしてそのキーはFRBのあまりに頑迷にインフレ目標に固執し、実体経済や雇用を犠牲にしたその利上げへの懸念を、市場が先取りして投資行動を大きく調整していることが原因である、と放送では語りました。日本の金融政策はこの下げトレンドの前であまりにも様子見的です。そして消費増税議論をしている日本の政府、政策シーンはあまりにも明後日の方向で話になりません。消費増税を一刻も早く凍結ないし事実上の廃止をして、経済の不安定性に備えた積極的な経済政策により大きくシフトすべきです。
その他に沖縄の問題についても特にコメントしました。
本日のニュース解説メニュー
○米株安 政府一部閉鎖影響
○安倍総理 6年連続賃上げ要請へ
○日韓レーダー照射応酬
○韓国 週内に新日鉄住金資産差し押さえ手続き
○辺野古移設県民投票 全権投票困難
また来週もよろしくお願いします!
今週の放送は以下から聴けます。
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