最初の声明から時間をおいて伸縮的インタゲの採用が行われたのでブログの内容を訂正します。
金利の時間軸効果について、その期間の長さは市場の予想を上回った。
FOMC声明全文
http://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20120125a.htm
ロイター報道の日本語訳
http://bit.ly/yewJNX
また追加して掲載された声明では、長期的な枠組みで伸縮的インタゲ(あくまで田中の用語でFOMCはこの表現を使っていないのに注意)の採用が提起された。インフレ目標は2%、事実上の目標失業率は5.2%から6%の間。
http://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20120125c.htm
これを受けて、なにもしない日本銀行から推測すると、両国間の期待インフレ率の差、期待収益率の差に影響して、一段の円高ドル安に貢献する可能性が大きい。
バーナンキの記者会見によると、既存の政策の延長としての今回の決定との自己評価。これは妥当だろう。