ラモ『不連続変化の時代』

 見本をいただく。これには長めの解説を書いていて、自己組織化の経済学に対する印象が変わるきっかけになった本である。発売は12月初めだが、アマゾンではもう予約ができるようである。

 以下は解説から

本書の原題はThe Age of the Unthinkableである。これを邦題『不連続変化の時代』としたのは、ひとつの社会・経済レジームの終わりと、新たなレジームの始まりが、予測可能な連続性を有するというよりも、予測不可能な不連続性を特徴としていることを言い表したいからである。この体制(レジーム)の不連続な変化に、どう社会や個人が適応していくべきか。本書にはそのためのアイデアが十分に詰め込まれている。 新しい国際的秩序の構築のため、本書の視点は、2010年代の幕開けとともにより重要性を持つに違いないだろう。

不連続変化の時代: 想定外危機への適応戦略

不連続変化の時代: 想定外危機への適応戦略