FOMC、FFレート4.50%に引き下げ


 おおかたの予想通り(一部では現状維持もありというむきもありましたが)。おそらく今後も利下げ継続で4%から3%後半まで切り下げていく可能性が高いのではないでしょうか(と思って声明読んだらもう打ち止め示唆してるんですね。そうかなあ?)。慎重姿勢(金利据え置き)をここで示してしまうとせっかくの金利引き下げ転換がすべておじゃんになるところなのでこの決断はよかったと思います。


 日本のように灯油やガソリン値上げや一部生活用品の値上げを大々的に報じて、日銀の金利上げを主張しているメディアもあるらしいですね。アメリカも同じ環境の下にあるのにこの利下げ姿勢をなんと理解しているのでしょうか? もしそれがサブプライム危機への温度差である、と理解しているようならば、おそらくその人はいまの日本がパラダイスのようなデフレであると理解しているんでしょう。