できすぎ?『クーリエ・ジャポン』のコンビ


 毎朝・毎夕聞いてるJ-Waveでの宣伝が頭に残ったので『クーリエ・ジャポン』の新装刊号を手にとる。その表紙のおしゃれ加減を見た瞬間に、こういう雑誌に「あのシト」(ハリーポッター風味)を連載で起用するのが一番手堅いかな、と思ったら、本当にしてた! 驚いた(笑)。


山形浩生「『エコノミスト』を読み解く」


 うぁわ、僕の編集感覚もまだ衰えてないってことか(^^)/.


 しかもこの連載のテイストはなんか例の終了したトリセツ風味ですねえ。個人的には最近の『エコノミスト』で懸念している日銀政策へのご理解ぶり(この『エコノミスト』の日銀ご理解ぶりについてはこのブログのhttp://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20070423#p1を参照)をちゃんと「理解に苦しむ」と指摘されてるところもさすが感。


 クルーグマンの投書での苦言もあったのか、これは気がついてなかった。


 なお今回のテーマは日銀問題というわけではなく、山形さん独特の『エコノミスト』読解で発展途上国や中国に関する深い読み込みがありました。


 しかもクーリエの人選がいいのは、そのクルーグマンの連載も同時にやってること。(^^)/  こちらは『ニューズウィーク』連載の邦訳で政治ネタですね。


 ほかの企画も面白そうで隔週ぐらいで読んでみたいなと思った(月刊だけど