2月再利上げの不透明性(蒲焼の匂いー『日経公社債情報』)

「日銀ウォッチ:不透明な金融政策の意図」末吉さんの記事です。2月の再利上げの日銀の真意は何か? というものを考察しているものです。


 いわゆる「円キャリートレード」つぶしが日銀の真意なのかどうか? しかしこの円キャリートレード潰しは実効性があったかというとそもそも低金利が原因というよりもアメリカ経済の要因とユーロ中心の高金利が原因なので日銀の対応は無意味になる。とすると再利上げの真意は公式見解のように2〜3年先のインフレの早期予防措置なのかどうなのか、まったく日銀の政策の意図が読めない。しかし少なくとも公式見解を信じるのは過去の見解から誤りであるのは明らかだ。というのが末吉さんの論説の概要です。

 このブログで何度もとりあげてますが、再利上げの意図を考えれば考えるほどわからなくなってしまいますね。