長谷川裕一最終巻の呪縛


 昨日のエントリーの続きみたいなものですが、現代マンガ図書館の帰りに、ようやく長谷川裕一氏の代表作『マップス』を全巻そろえることができました。銀河系最終決戦の一日を描いた正編の最終巻である第9巻だけが長く得ることができなかったのですが、昨日偶然に入手して読み終わりました(いまさらですか、そうですか)。後半異常な盛り上がりをみせたこの作品は確かに登場人物の多さとそれまでのいくつかの小ストーリーを大団円に力技でもっていくことに成功した点でも歴史的な作品でしょうね。


 長谷川氏の作品は、稲葉振一郎さんの『オタクの遺伝子』に刺激されてどんどんその本にでてくる周辺作品と一緒に消化してきました。長谷川氏の作品では、『マップス』『クロノアイズ』『クロノアイズグランサー』(最終巻未読)『機動戦士クロスボーン・ガンダム』『鉄人28号 皇帝の紋章』『すごい科学で守ります』シリーズ『轟世剣ダイ・ソード』『マーメイド・ヘヴン』を読みました。結構読んでますね 笑。お気に入りは『マップス』『クロスボーン』『鉄人』ですね。しかし『マップス』の最終巻を見つけ出すのには時間を要しましたが、今度はグランサー最終巻の呪縛をとかないといけませんね。アマゾンでは9万8千円ですけどもww ところで長谷川作品は簡単に読みきれて入門に適したものがちょっとないですね。『マーメイド・ヘヴン』はその意味ではいけるかな?