麻生太郎外相は国会図書館でローゼンメイデンを読めるのか?


 答え。ほとんど読めない。


 というわけでアメコミの翻訳ものをいくつか急に読みたくなりまして、はじめて現代マンガ図書館と(ひさしぶりに)国会図書館にいってこようと思いました。


 だが。ない。あれ? 国会図書館って本と名前がつけば断簡零墨なんでも収蔵しちゃうんじゃないの? 例えば『バットマン アーカム・アサイラム』の翻訳を下の検索でさがしても出てきませなんだ。『バットマンvsプレデダー』などもない、『WATCHMEN』もないないないずくしでございます。

 http://opac.ndl.go.jp/


 現代マンガ図書館の方は大変努力して探していただいたのですが(ありがとうございます)やはり求めていたものはアメコミ翻訳本に関しては皆無でした。英語で嫁!とおっしゃるかたもいるでしょうが、翻訳がでてれば母国語でコミックぐらいさくさく読みたいのがウソ偽らぬ心情でございましょうw。


 さて物好きにこのマンガ収蔵の不足は日本のコミックではどうかと、ここは麻生太郎外務大臣の『ローゼンメイデン』を上で検索したのですが、どうも1,6巻しかないようです。


 しかしローゼンメイデン(を含むなんかあやしいコーパス全部w)を中核に国益上から「オタク」産業政策として麻生大臣は目指していると思われますので(よくわからんけど)、国会図書館の第一の目的である「国会に置かれた機関として(国会法第130条)、国会議員の職務遂行に資するのが第一の任務」を果たす上でも、マンガ収集にもっと全力を傾倒すべきではないかな、と思うのです。ともあれ『ローゼンメイデン』の欠本は問題視していいかもしれません(半分、アメコミ翻訳がないのでヤケw)*1


 さて当ブログでは麻生大臣の経済政策について以前とりあげましたので息抜きにご参考ください。


http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20060721#p3

*1:それともほかのところが収蔵してるのかしら?