『制度と秩序の政治経済学』


 頂きもの。スティグリッツノーベル賞講演で言及した情報の非対称性の政治過程論というのは興味深い。もちろんスティグリッツの近年の啓蒙的な著作に反映されているIMFなど国際機関の意思決定過程の非民主化もその根っこにはこの情報の非対称性があるんでしょう。第一章で参照されている曽我謙吾『ゲームとしての官僚制』も読まないといけないかも。


制度と秩序の政治経済学

制度と秩序の政治経済学

 福井秀夫『司法政策の法と経済学』


 某誌書評予定本。司法制度改革の分析。あの興味深い本だった『官の詭弁学』の著者でもある。

司法政策の法と経済学

司法政策の法と経済学