ホテル・ルワンダ

ちょうど時間が合ったのでなんと21年ぶりに早稲田松竹で見る。大学を卒業した年だからそんなものか。改装したのは大学院時代に知っていたが、あのときはいつでもみれるや、と思いつつ5年間一回も行かなかったことに (^^;)。観客の年齢層がかなり高い印象。

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 さて映画自体は緩い緊迫感を伴いつつ、意外にも淡々と進んでいく印象が強かった。それはホテル内があくまでも外の世界とは異なる「ホテル」として機能し続けたせいなのかもしれない。賄賂の効用(軍のサービスが割り当てられているときに、そのサービスを購入するために闇で金品(ドルや金品、お酒)を使うことがホテルの人々の厚生を改善したことになる)についても考えさせられる映画であった。評価:☆☆☆☆

 オタク・イン・USA


 パトリック・マシアス著(町山智浩編・訳)『オタク・イン・USA』をようやく読める環境に。


オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史

オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史

 面白い。

 『宇宙からのメッセージ』とガッチャマンの大改ざん、キカイダーのハワイブレイク、カスティーロ事件、ドクター・ペッパーネタなどが笑えたり参考になりますた。フランク・ミラーの記事、現在の日本の少女マンガの消費状況などはアメコミ論戦に十分活かせるネタ満載。とりあえず本書を読んで自国文化を振りかえった僕は、『ピーチガール』のバイリンガル版とお蔵にはいってた『フルーツバスケット』を取り出したとさ。

 ついでにこれも

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