2014-02-11から1日間の記事一覧

八木紀一郎「20世紀のマルクス学の苦難と河上肇」in『河上肇記念會会報』107号

『河上肇記念會会報』の最新号を頂戴する。ありがとうございます。今回は八木紀一郎先生の講演が冒頭に収録されていて、20世紀における主にソ連とドイツ(東ドイツ)での「マルクス学」の進展、とくにスターリン体制での政治との関係に焦点がおかれて興味深…

『小さいおうち』と『東京家族』

『小さいおうち』、予告編をみたときから楽しみにしていた。とてもいい作品で満足。切通理作の『山田洋次の<世界>』でも話題になっているが、山田映画の二大モチーフである「暴力」と「エロス」 の処理の具合も絶妙に思える。松たか子は相変わらずいい。こ…