2008-12-30から1日間の記事一覧

小野善康『SIGHT』雑感

いま出ている『SIGHT』でのインタビュー記事。「アメリカがものを買わなくなって日本の経常収支が悪化したら円安になる。円安になったら日本製品は国際的に安くなる。だから生産効率を上げてコストを下げたのと同じで、売れ出す。つまり、アメリカが不況にな…

スーザン・J・ネイピア『印象派からアニメへ』

「英語でアニメ・マンガ!」のceenaさんに教えていただいた『現代日本のアニメ』の著者ネイピアの新作(といっても一年前)。この年末にゆっくりできたら読もうかと思ったがまったくそういう暇がないことに気がついた。そもそも世間が危機的な状況にあるのに…

早読み!週刊東洋経済

次号の『週刊東洋経済』が手元に。この号は年明けに出る最初の号でしょうね。そこに『前川春雄 奴雁の哲学』の書評を寄せました。この日本銀行そのものの化身(つまり今日、僕らが批判の対象にすべきすべてのイデオロギーの体現者でもある)といっていい人物…

内藤陽介『年賀切手』

かなり話題になっていて品切れしているよう。年賀状作成もひと段落している今、落ち着いて読むにはいい機会でしょう。年賀切手作者: 内藤陽介出版社/メーカー: 日本郵趣出版発売日: 2008/12メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見る

お正月なのに四月馬鹿

あるブログを読んだら、マンキューもクルーグマンもインフレ期待をコントロールする政策(日本のネットに合わせてインタゲ、誘導インフレ、調整インフレ)を放棄して、そういう主張で日本銀行を批判している岩田規久男先生含むリフレ派は反省せよ、という奇…