10日に鳥久プレゼント八重洲イブニングラボに出席したときに話題になったサウジアラビア関係についてメモ
話題の入り口はIMFのレポートが指摘した原油安&歳出増加による財政赤字によって同国の金融資産が枯渇するリスクの指摘。IMFのよくある「緊縮策」イデオロギーからの警告で、これまた増税路線(VAT:要するに日本でいう消費増税)の指摘つき。ただし同国の現状をみると、景気対策、失業対策、教育や社会保障の充実など将来的な成長に寄与する政策も多いように思える。なのでサウジアラビアへのIMF警告は同機関の常態的なイデオロギーをかなり割り引いてみる必要があるのではないか、と思っている。
いくつか同国の経済データやレポートを
サウジアラビア、5年以内に金融資産が枯渇するリスク−IMF(Bloombergの記事)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NWK2E06TTDS601.html
在サウジアラビア大使館によるサウジアラビア経済動向(2015年8月)
http://www.ksa.emb-japan.go.jp/j/economic/pdf/201508economic.pdf
サウジアラビアの為替管理制
http://www.bk.mufg.jp/report/ecostl2013/ldnreport_20130312.pdf
http://www.jccme.or.jp/japanese/11/pdf/11-01/11-01-31.pdf
サウジアラビア経済の現状と構造問題 - 三菱東京UFJ銀行(2013年)https://www.jetro.go.jp/world/middle_east/sa/trade_04.html
参考:各国経済メモ
アルゼンチン経済メモhttp://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20151016#p2