メトロン星人の赤いのリターンズ


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 というわけで今回も真っ赤。表紙がですが 笑。


 増田悦佐『大阪経済大復活』(PHP出版)。


大阪経済大復活

大阪経済大復活


 え? 日本型ヒーローが救うというあの話はどうしたって? どうどう。焦らないでw。


 というか僕にとってこの本のほかの部分は正直どうでもよく(大阪府民の皆さんごめんなさい)、本書第7章「関西発のロボットに海洋堂おたくフィギュアの造形を!」というもう煽りとしか思えない章題だけがこの本を購入した動悸(いや、動機)です。


 大阪はおたく発症発祥の地(理由:DAICON3(ダイコン・スリー)+ガイナックス大阪人脈仮説)。大阪の日本橋文化を「壮大なおたく文化の叙事詩」として語る語り部を増田さんは募集中です。


 それと産業政策の特定分野への「えこひいき」を厳しく諌める増田さんが、ここだけ自認もされてますが、「えこひいき」丸出しで、大阪のロボット産業に力をいれるべし、と文字通り力説しております。


 しかもブリキまるだしではだめだと。いわばアイボはだめだと。


 どんなロボットがいいか、どんなロボットに産業政策かますか、といいますと。


「いまどきの老人なら、絶対ブリキのおもちゃのようなロボットよりアニメフィギュアのようなロボットに介護されたいと思っているはずだ」(191頁)。
「具体的には、首から上はあどけないアニメ顔で、人間離れした大きな目を持ち、首から下は巨乳に、絞りこまれてウェストに豊満な美尻、すらっと伸びた足という、絶対に生身の人間にはまちがわれるはずがない、しかも、いかにも無機質の金属やプラスチックの組合せという感じはしない造形にすれはいいということだ」(190頁)。
「もちろん介護ロボットは男性専用ではないから、女性用にも首から上には幼さの漂うアニメ顔、下は厚い胸板に蛇腹のように引き絞った腹筋ムキムキ、がっちりした逆三角形のトルソの若いお兄ちゃんのようなロボットもつくっておきたい」(191頁)
「そうすれば、介護活動を中心とする人間的な生活の場面にロボットを導入するための画期的なブレイクスルーになるに違いない」<191頁)。


 日本型ヒーローは介護も救うってか???


 本書は著者のおススメでは以下の歌にのせて読むといいとのことです。どんぞ。

 

政権の変わり目(内閣改造期含む)にはアホが跋扈するその2


 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20060909#p2の続き

 
 svnseedsさん経由。自衛隊、民間からの人材レンタル制度。


http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/20070827#p4


 これに、その昔の大学入学資格のボランティア制度がドッキングして一丁上がりってか?