文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」5月8日火曜コメンテーター出演:国民民主党への辛辣な批判、マルクス生誕200年を政治利用する習近平・中国共産党への批判

本日の放送のメインテーマはなんとカール・マルクスでした。生誕200年を迎える今年、カール・マルクスを政治利用して自身と自党の権威を高める習近平中国国家主席中国共産党のキャンペーンを批判しました。

 

経済学史関係の知見を利用できるのである意味で楽しいです。そもそもいまの中国の国家体制は一党独裁の政治体制に市場原理むき出しの経済がミックスした体制です。いわば既得権益としての共産党勢力があって、それが市場経済に寄生しているという姿でしょうか。

 

このような経済体制をマルクスが賞賛するはずもないでしょう。中国は絶対的貧困の解消には大きく力を発揮しましたが、これはマルクス的というよりもアダム・スミス的転回の貢献でしょうね。むしろ経済格差は深刻なので、その意味ではマルクスは現代中国をかなり批判的にみる可能性が大きいのではないでしょうか?

 

あと国民民主党の批判もしました。どうでもいいレベルの政党ですが、固有のなさけなさをもっています。日本の停滞をもたらした財務省的思想と日銀的思考の混合ですね。

その他の話題です。

○鹿児島・奄美地方で梅雨入り
○国会が正常化
○李首相「日中正常軌道に」
財政赤字GDP3%以内
○米政策警戒で原油
マルクス経済論
○国民民主党グダグダ船出

 

本日の放送は以下から聴けます

http://radiko.jp/#!/ts/QRR/20180508060000 

また生放送はradikoで聴けます
http://radiko.jp/#!/live/QRR

f:id:tanakahidetomi:20180513050224p:plain