アラン・クリューガーの最新作、WHAT MAKES A TERRORIST--Economics and The Roots of Terrorismを斜め読み。従来の通念である低い教育水準や貧しい経済環境がテロリストを生み出すのではなく、それらの要因はテロリスト選択にはほとんど関係がなく、むしろテロを行う組織への個人的なコミットメントが強いことがテロリストへの選択に貢献している、という分析。とはいえなんか物足りない印象を拭えなかったのも正直な感想。
What Makes a Terrorist: Economics and the Roots of Terrorism (Lionel Robbins Lectures)
- 作者: Alan B. Krueger
- 出版社/メーカー: Princeton Univ Pr
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: ハードカバー
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むしろコーウェンのコメントが興味深い。
http://www.marginalrevolution.com/marginalrevolution/2007/08/what-makes-a-te.html