ニュースから。
携帯電話で出欠確認 青森大開発、他大学でも利用拡大(リンク先切れる可能性大)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070715-00000003-khk-l02
この中で「小田教授は「最近はまじめに出席しても講義を理解できない学生がいる。出欠の手間が減った分、学生に講義の要点を書かせるなど指導に力を注げる」と歓迎する」という発言がありますが本当にいえてます。
というか大学では出席至上主義的な考えが支配的(だから出欠確認は厳格にやる傾向)でやたらそこに努力を傾注しているのは本末転倒だと思ってました。それと留学生が多いと入管(文科省というわけではないと思います、いわゆる縦割り行政ね)が出欠管理を厳しく要求する傾向にあるようで、そのためにこの種の出欠確認努力は僕自身も相当に負担です。記事では出欠カードを講義2,3回に1回とありますが、僕は一時期100名近くの学生の授業が数コマあって毎回でした。そのためにカードのチェックだけで1,2日忙殺。採点よりも時間がかかりました。いまはコンピューター教室などの人員的に制限のある授業や一時間目の授業があるのでそれほど学生がいないので負担は激減してますが。いいかえるといま書いた入管などの事実上の「介入」が経済的コストを生み出して、指導の時間や研究時間を奪っているのは大げさに書けば問題だと思います(まあ、だいたいはあきらめてやってますが 苦笑)。この種の出欠確認システムの導入は重要ですね。