稲葉振一郎「ブログ解読」を読む


 というわけでネットの神様ありがとう、願いが通じてようやく読めましたw 「「炎上」という名の暴力」(朝日新聞 10月10日夕刊)を興味深く拝読。


「炎上」において「祭り」参加者たちは「ヲチ」にとどまらず攻撃に転じている。理屈や言葉が通じずとも、数十、数百のメッセージそのものの物理的圧力でもって、相手を叩くことが可能になったからだ。しかしそれはもはや批判でも忠告でもなく、単純な暴力にしかならない。
 かつて2ちゃんねらーたちには「痛い人」には「言葉による説得」が届かないという断念と共に、その「痛い人」を「なま温かく見守る」という節度があったが、いまやそれは「言葉の形をとった暴力」の快楽によって急速に見失われつつある」

 適確な指摘だと思いマスタ。