クルーグマンの中央銀行総裁論とゼロ金利解除批判(ただし2000年)

 中原伸之氏の『日銀はだれのものか』の文中に、「8月21日付け米『ニューヨークタイムズ』紙に掲載されたポール・クルーグマン教授のコラムが話題を集めました。私が先に書いた「中央銀行の独立性」の議論とも絡むものです。民主主義国家は憲法三権分立を定めている。中央銀行が第4権力であるわけはない、「選挙によらざる権力者」である中央銀行総裁の振る舞いは慎重を期すべきである、というのが趣旨です」(同書、134)、とあるのでこの記事を探していましたが該当する日にかコラムはなかった?みたいでしてたぶん下の記事ではないでしょうか。

http://www.pkarchive.org/column/8600.html

 もちろんこの記事を探したのは福井総裁辞任上等論の材料探しでございます。

この記事のすぐ後にゼロ金利解除への批判もかかれています。ちなみに田中は量的緩和解除とゼロ金利解除は期待効果からみれば一つながりの話だと思っていますので、量的緩和解除時の批判と同じ立場です。

http://www.pkarchive.org/column/81300.html