“安倍嫌い主義”の人たちが見ようとしない不都合な事実:さらに改

質問者2さんが作成してくれた一覧。かなり便利。

倒産件数減少 http://twitter.com/shinchanchi/status/564788152502853632
非正規から正規へ増加 https://twitter.com/shinchanchi/status/561820637514051585
総雇用者所得も増税分除くと増加、有効求人倍率上昇&失業率低下 https://twitter.com/shinchanchi/status/561818954692165632

さらに付記
高校生就職内定率 バブル期並みの水準に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150216/t10015497811000.html

特別企画 : 2015年度の賃金動向に関する企業の意識調査
賃金改善を見込む企業は48.3%で過去最高
〜 給与・賞与は総額3.2兆円増加すると試算 〜
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p150203.html

さらにさらに付記
長期失業者、前年から15万人減少し、2008年以来の100万人を割り込む。
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS17H3Y_X10C15A2PP8000/

質問者2さんについては以下の書籍を参照

日本経済は復活するか

日本経済は復活するか

銀行の貸出条件緩和とデフレ

 ある匿名さん(ブロック済)が、質問だか他人の時間奪うためだかのつぶやきで、「倒産件数が減ったのは東京商工リサーチによれば貸出条件が緩和されたからだ」と、どうも金融政策など景気対策の効果を批判したいんだかなんだかわからない、例によって(反リフレ系の人特有の)要領を得ない質問をしてきた。

 以下はtwitterで書いたものをコピペしただけ。

東京商工リサーチのレポートhttp://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20141210_01.html にあるようにキーポイントは「リスク管理債権」の減少。

 2001年に不良債権についての分析を『構造改革論の誤解』で書いたが、リスク管理債権の増減はデフレと相関している。デフレ的状況が強まれば増加し、弱まれば減少する。では、銀行の貸出要件の緩和にリスク管理債権の増減が関わり、そのリスク管理債権の増減にデフレが関わるならばまずデフレとめよ。

 そしてその東京商工リサーチのレポートにあるように二年続けてリスク管理債権が減少しているということは、デフレの縮減とまさに同じ。デフレ縮減は金融政策の効果。安倍嫌い主義がみようとしない、アベノミクス第一の矢の直接的な効果が、銀行の貸出条件緩和にも寄与している。基本はそれだけの話(細かいこと言い出す人はセンスと経済学の理解を疑った方がいいのでご用心 笑)。

以下の書籍はぜひ読んでおいてほしい。

構造改革論の誤解

構造改革論の誤解