一年の計は「ワレ危機ヲ発見セリ」にあり

 お正月ももうお終い。そんなひと時の慰安を打ち消すように、書店の経済書の棚にいけば、もう泣く子も黙る危機がやってきた! どこに? たぶん脳内に! というわけで常日頃、「危機、危機っていつくんだ?」と疑問を抱かれている方のために整理してみました。ご参照ください。

 まず今年! 本当の危機が始まり、ソブリン恐慌がはじまり、そしてロスチャイルドは黄金支配で金大暴落、ついでに?ユーロ大炎上の年です。考えただけで頭いっぱいですw

2011年 本当の危機が始まる!

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2011年日本経済 ―ソブリン恐慌の年になる!

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金は暴落する!2011年の衝撃 ロスチャイルド黄金支配のシナリオを読み解く

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2011年ユーロ大炎上! 日本経済復活の始まり

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 しかしこれは序の口でしかありません。来年12年は日本やユーロだけでなく中国も!? そして超革命も起きる!? 

チャイナクライシスへの警鐘 2012年 中国経済は減速する

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 さらに翌年には、元閣僚エコノミスト竹中平蔵氏も日本経済の余命三年といった2013年が来ます。しかし経済って寿命があったんですね、知りませんでした。毎日勉強になります! w

 

日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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 でもご心配なく健康に気をつけて「動けば」いいみたいですよ。

今から動いた人が、2013年に笑う! プロに学ぶ資産倍増の投資戦略

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 ところが健康に気をつけてもやっぱり2014年には破産です〜

2014年日本国破産 衝撃編

2014年日本国破産 衝撃編

 まだまだ甘い。2015年には元祖危機の預言者が「史上最悪の大破綻」のクライマックスを予言!?

史上最悪の大破綻!!―2010年~2015年緊急!近未来10の新予測

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 ここまでくると10年後の破たんがなんか軽く思えます。

2020年、日本が破綻する日 (日経プレミアシリーズ)

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 しかし10年先どころか、危機はあの世までついてきますよ、同伴者つきで!?

日米 地獄へ道連れ経済 (Econo-Globalists 13)

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 ところで日本はやっぱりひょっこりひょうたん島だったのかもしれません

 

日本経済沈没!今から資産を守る35の方法

日本経済沈没!今から資産を守る35の方法

さてここまで読まれた方。ぜひこの二冊を読んでいただければと思います。財政問題を真剣に考えるためのステップとして参考になる時論の書です

消費税「増税」はいらない! 財務省が民主党に教えた財政の大嘘

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日本は破産しない!?騙されるな!「国債暴落で国家破産!」はトンデモ話だ!

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またより専門的には以下の論文集のワインシュタインらの論文と、岩田規久男飯田泰之さんたちの『ゼミナール経済政策入門』の当該個所を読まれるべきです。

ポスト平成不況の日本経済―政策志向アプローチによる分析

ポスト平成不況の日本経済―政策志向アプローチによる分析

SKE48と名古屋圏経済をめぐるメモ

 Twitterでだらだら書いたことをただ単に整除したメモ。ただ調べてていろいろ面白かった。

SKE48論のためいまデータいろいろみてるけれども、名古屋市の人口をみてみると最近は年率0.5%増加している。人数でいうと約1万人。これがなんで増えているかというと7割強が名古屋市への若者(20代)の流入増で引き起こされている。この現象は21世紀になって顕著。

20世紀は特に高度成長期以降はむしろ数万人単位で名古屋市から外への若者の流出の方が多かった。それが21世紀には逆転して、いまや名古屋市の人口増の大半を説明できる要因になっている。これは面白い現象。

ところでNegiccoを輩出した新潟では、いわゆる「若者の地元回帰」はマスな統計には微塵も表れていない。新潟県では20代は純粋に昔から減少(主因は県外への流出)。また新潟「市」でみても同様の傾向のようだ。

リーマンショック前の名古屋市の有効求人倍率は平成19年(2007年)でみると全国が1倍くらいなのに対して愛知全県は約2倍、名古屋市内は4倍に迫ってますね。この高率は21世紀に入って一貫して継続してます。


SKE48を含む名古屋圏のサブカルチャーの動きを支えていたのは、高い有効求人倍率などの雇用機会が潤沢だったこと、そしてその動きは若者への雇用の提供可能性を高めたために20代の若い人が名古屋市に多く流入したこと。彼らの余暇としてのサブカルチャーのはけ口が見出されたことか。

wikipediaローカルアイドルをみたけどw 三大都市圏に集中しているのはわかるが、仙台とか福岡にもいてローカルとはいえそれは地方大都市での現象だよね。アイドルのローカル化というのは、あくまでも東京一極集中だったことが21世紀に多少修正されていっている動きをいうにすぎない。

名古屋圏のテレビではSKE48の出ている番組は中京テレビなど三番組かな? 主に深夜枠ね。実家の人たちに今度チェック頼もうかな 笑 ラジオはCBCラジオ冠番組がある。テレビやラジオでどれだけ利益があるのか心配になるレベル。まさに安い素材だから利用価値があるという段階のような。

仮にお話レベルだが、愛知の豊橋で育った若者が、東京にいくか、名古屋市にいくか、その移動コストを無視して議論すると、21世紀の雇用機会(有効求人倍率の高低など)や期待所得の高低などから、東京にいかず、名古屋市にいく可能性の方が断然に大きいように思える。

あとSKE48とサブカルのゼロ年代の発祥をリンクさせるのは間違いだなあ。どうもゼロ年代全般(リーマンショック以後ですら)で名古屋市中心に若い人を吸収する文化、サービスすべてが伸びている。サブカルと連動させなければ特にSKEが栄にあることは不思議でもなんでもないか。

AKB48秋葉原にあることの対比で、SKEの栄を考えるとこんがらがるが、いまのSKEの主力はただの若いファン層(ちょっとおたくぽくは思えない だって僕が淋しく感じたから 爆)。

SKE48 COMPLETE BOOK 2010-2011

SKE48 COMPLETE BOOK 2010-2011