東京ニート日和1989-1991

昼下がりの常時

世間がバブル、湾岸戦争の時代に僕は何をしていただろうか? これはそのときのつまらない記憶である。 * 起きたときはもう9時過ぎで、彼女はとうに会社に出かけていた。僕はテーブルの上の書きおきと小遣いを見下ろした。出掛けに声をかけられた気がするが…