2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

チャールズ・ウィーラン『MONEY』(山形浩生・守岡桜訳:東洋館出版社)

目配りのよさと多彩な具体例、そして現実をしっかり見据える視点から書かれた良質の貨幣論の入門書である。大学生ならば授業の副読本で読むには適切だろう。価格もこの本の分厚さにしては手ごろだ。ただしその分厚さがちょっとしたハードルになる人もいるだ…

貧困線についてのメモ

自分用のメモ。 http://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/kentoukai/k_1/pdf/s10.pdf http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21a-01.pdf http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/03.pdf日本の子どもの貧困分析 :明坂弥香、伊藤由樹…

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」出演:人工知能と社会の変貌、今年の経済予測と消費増税が来年経済をダメにする(民間と同時に、政府からの“賃上げ”=消費減税を!)、ノーベル賞と日本の絶望

今日は新年ということでいくつかの太い柱で話させていただきました。 人工知能と社会の変貌、今年の経済予測ではおそらくインフレ目標の達成が現状のままだと困難だということ(番組では語りませんでしたが、例えばコアコアCPIでみたとき)、そして来年2019…

お正月特別企画:2017年心に残る経済書ベスト20発表!!(ベスト10日本人著者全コメント公開)

明けましておめでとうございます。今年も皆さんのご多幸、ご健勝をお祈りしております。 2017年でこの経済書ベスト20も5回目を迎えました。ネット(twitter、Facebook、メールなど)を経由して毎年100名以上の方々から投票をしていただいています。参加いた…