2010-12-15から1日間の記事一覧

クリストフ・シャブテ『ひとりぼっち』

灯台に長年ひとりで暮らす中年の男。そこに食糧を運ぶ小型船舶の船長と乗組員、だが灯台の住人と接触することはない。他に何人か登場するが事実上、孤独をまさに絵に描いたドラマである。 丁寧に描きこまれた灯台の迷路のような様子や、飼われた魚、「辞書遊…