2008-04-19から1日間の記事一覧

ハイエク晩年の進化と自生的秩序についての考察

吉野裕介氏(京都大学大学院経済学研究科)による「ハイエク『致命的な思い上がり』の成立過程に関する一試論――「進化と自生的秩序」メモを中心に――」は、ハイエクの最晩年の著作『致命的な思い上がり』をめぐる重要な実証的研究。またハイエクの思想の核心…

新訳・ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』

高橋洋一教授の、善悪二元論ぽい価値観とプラグマティスト的な発想(いま使えるフリードマンの主張を簡潔に紹介)に満ち満ちた解説つき。それはそれで面白い。訳は最初だけ読んだ感じではこなれている感じかな。 資本主義と自由 (日経BPクラシックス)作者: …