2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大田弘子『経済財政諮問会議の戦い』(東洋経済新報社)

中原伸之氏の『日銀はだれのものか』(中央公論新社)や猪瀬直樹さんの『道路の決着』(文藝春秋)などの小泉政権の時代にかぶってる各種政府関連機関・組織のルポや証言に比べると(比べないでも)、やはり淡白で魅力に乏しい。資料的な意味で購入したもの。

インタゲ転換への匂ひがする

http://www.federalreserve.gov/boarddocs/speeches/2006/20060605/default.htmより抜粋。<In addition, the Committee must continue to resist any tendency for increases in energy and commodity prices to become permanently embedded in core infla…

 スーパーマン、バーナンキ議長のためにデータ集め?

hicksianさんおすすめのコーエン氏、タイムリーにコミック関連のネタにふれてくれたものです 笑 http://www.marginalrevolution.com/marginalrevolution/2006/06/the_macroeconom.html スーパーマン最初のアメコミはここにあることも教えてもらった、うれし…

シュンペーター「大学は建物ではない」

この名言を中村宗悦さんから教えてもらったのですが、東京商科大を訪問したときのシュンペーターのこの発言がでる原典(?)ってどこにあるんだろうか?タイトルにあげて思ったけれども、シュンペーターの言葉ってどこかモラル的すぎるんですよね。

「大戦のもたらせる思想の変化」『全集2』大正7年11月25日号(東洋経済、以下別記なければ同誌)。 「けだし英国に発祥し、英国に最も強く伝われる個人主義なるものは、決して社会の統一的組織を無視したるものではない。たとえばこれをアダム・スミスの経…

 太陽って海にジューッて沈んでいくじゃない?

<そこで一度熱を冷まして上ってきたのが月だと思っていました。でもね、ある時夕方頃に空を見上げたら…ナントッ!月と太陽が同時に出ているのを発見(。・д・)ノ!!鳥肌が立ったよ…『エェッ?コレハ…異常気象(:_;)?』って(汗)事実を確認すべく、恐る恐る…

 高原基彰『不安型ナショナリズムの時代』(洋泉社)

稲葉さんが長くこだわっていた本でして、ようやくさきほど読みました。といっても中国と韓国のところは読んでません。日本のところを扱ったところと結論部分が僕にとっては重要だったので。 まずロストウー村上泰亮的開発主義の図式に基本的には忠実な戦後日…

村上世彰氏、すごく熱弁の件について

うっかり見出したら思わず浪花節的アジテーションに引き込まれる、たすけて〜〜。要するにカルト集団?のホリエモングループに接触したのがあだになり、虎キチ集団に今回はファンド=現金化で救済された、というのが話みたいだ。さすがタイガース 違)。いろ…

バットマン祭りだよ、全員氏亡

というわけで増田本はトンデモ本ではないと公認されたわけでまずは一安心なわけです(なんか違うような気がするがまあいい)、キャラ別アメコミ巡礼最後のお一人、バットマンです。映画は好きなもの多いですよ。ただしコミックの方はやはり内輪受けの連発で…

 トンデモ本大賞2006

ITOKさんから業務報告。増田悦佐『日本型ヒーローが世界を救う!』のマの字もでないとのこと。喜ぶべきなの? ちなみにモリタク先生の『悪女と紳士の経済学』は文庫本に収録されてから本の方で取り上げられましたが。

 空中庭園

舌噛んでしまい実はこの一両日しゃべれんかった。ようやく食事もまともに。買い換えたパソコン、安いのはいいが小さく文字が打ちずらい。文字もうまくかけない。しゃべれない。というわけでkyon^2の「空中庭園」を見てるのであった。うわー、すごいいいかげ…

 日本沈没とか日本以外全部沈没とか全部沈没とか、みんな嘘嘘(金子勝@入門バクロ経済学風)

だーって、日本ってひょっこりひょうたん島なんだもん。 http://toho-ent.blogzine.jp/nagiko/2006/06/post_f60c.htmlbewaadさんやfhvbwxさんがな〜にいってもだめhttp://bewaad.com/20060515.html#t01。だって凪子ちゃんがいうのが正しいから(万能理論)。…

スパイダーマン関係など

う〜ん、アメコミやはり非常にテーマが単調(勧善懲悪主義というか起承転結的というか)で飽きてきた。たまに読むのがベストなんだろうなあ(トミーネみたいなのは何気に何度も読んで不快な気分を反芻できるわけですが。(^^;)。 図書館にあったのでまと…

Tyler Cowen : GOOD AND PLENTY

Good & Plenty: The Creative Successes of American Arts Funding作者: Tyler Cowen出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2006/04/17メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る コーエンの一貫した問題意識である規制のない市場で文化…

信者どもに告ぐ!

SEAL OF APPROVAL と『シン・シティ:ビッグ・ファット・キル』

○SEAL OF APPROVAL はアメコミのコミックコードの歴史を詳細に検証したもの。60年代はやはりコードが効果をもっていてそのためにメインストリームとアングラ市場が存在。アングラ市場の小売システムが80年代に専門書店の流通システムの先駆となったなど興味…

学生の皆さんのおかげですⅤ

講義のネタのために手塚治虫の研究書をいくつか読む。初期の四コマ漫画収録の『手塚治虫デビュー作品集』、ITOKさんおススメの『手塚治虫の奇妙な資料』、『手塚治虫昆虫図鑑』などを読む。最初期に近い『ロストワールド」私家版と『勝利する日まで』も読ま…

 ブランチャードの悩み?

モリタク先生vs大竹さん論争をまるでひとつのモデルに閉じ込めたような話。ブランチャードが最も関心を向けるユーロ圏をみれば労働市場の制度的硬直性の深刻さからこの種の問題意識が鮮明になるのは止むを得ないか?http://econ-www.mit.edu/faculty/downloa…

信仰薄き者たちへ

注文した本人もさっきメールみるまで忘却していた、かの激安クルーグマンMacroeconomicsしかもCDつきの本。ついに発送済みだそうです。価格も激安500円台のまんま。情報発信源は下ですた <諸君、クルーグマンのマクロ経済学教科書が、信じがたいほどアグレ…

 カート・ビュシーク&アレックス・ロス『マーブルズ』

高いよ、アメコミ。これは現在、品切れ。定価は2400円。近所の古書店でたまたま入手。お話の内容はアメリカ大手コミック専門書店のマーブルズが生み出したコミックのヒーローたちが総出演して、彼らに魅了されたカメラマンを通して、ヒーローの意義やその歴…

「大戦のもたらせる思想の変化」『全集2』大正7年11月25日号(東洋経済、以下別記なければ同誌)。 「けだし英国に発祥し、英国に最も強く伝われる個人主義なるものは、決して社会の統一的組織を無視したるものではない。たとえばこれをアダム・スミスの経…

グーグルネタ

Cowenのブログ http://www.marginalrevolution.com/marginalrevolution/ からのネタhttp://spectrum.ieee.org/feb06/2787あとで加筆するかもしれない。そんな暇……

同一内容TBが何度か来たのは自動設定が原因だったようですね。TBの自動設定を無意識に選択している人がいた場合は、「設定」→「コメント・トラックバックの設定」→「自動トラックバックを選ばない」をチェックすれば問題は回避できます……って「はてな」のヘ…