安倍晋三元総理、ありがとうございました。安らかにお眠りください。

安倍元総理が暗殺された事件は衝撃で、大きな喪失感がいまだあります。

twitterで書いたことをここでも掲載します。

「世論の支持率もそうだったし、奈良の献花の映像をみても若い世代の姿が目立ちます。まさにそれこそアベノミクスの核心的な成果であったと思っています。自分も長く学生の就職をみてきての実感でもあります。アベノミクス(リフレ政策)を未来につなげる努力を残る人生すべてで行いたいと改めて思います」

https://twitter.com/hidetomitanaka/status/1545727305192185857

 

個人的にお会いしたのは数回程度なのですが、特に去年の講演に招かれたときに、アベノミクスの成果について「お礼」を直接申し上げたことは、よかったな、と思っています。いろいろな評価があるでしょうけど、アベノミクス(リフレ政策が核)を実行してくれた政治家は、安倍さんだけですから。

 

どうか安らかにお眠りください。これからも国民みんなで頑張ります。

 

 

 

報告「ジョーン・ロビンソンと日本」inケインズ学会関東部会

久しぶりに学会での報告。ジョーン・ロビンソンは一度はまとめてみたかった話題で、一応、論文にまとめる前の中間報告的なもの。日本におけるロビンソンの貢献の受容史を、主に以下の諸点に注目して報告。

報告の構成

1) ロビンソンと日本への紹介
2) 川口弘とロビンソン
3) 小宮隆太郎の反撃
4) おわりに 制度的影響のスケッチ

本報告の力点
・ロビンソンの革命テーゼと日本経済への評価「奇妙な例外」→中国論との対比
・歴史的時間、資本主義経済の根源的不確実性の日本側の継承・批判的発展。
・小宮のロビンソン批判の妥当性とその限界
・「経済学の第二の危機」の今日的意義→雇用の量から質への注目