あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会第一回会合

あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会の第一回会合を終えました。年度内にあと二回で報告をまとめる予定です。

 

展示作品の内容解釈だとか、展示会場で見た方がいいとか悪いとか、そういうものはこの委員会ではまったく論点ではないです。津田大介氏は彼のTwitterで、委員会の冒頭で、それは論点ではないと全員で確認したことをわざわざ持ち出していて情けないかぎりです。

ちなみに委員会の記録でも残るでしょうけど、我々は委員は全員、作品の概要もまた見れるものは見ているのです。作品の鑑賞や評価ではないのでそれで必要十分です。

 

委員会の論じる問題は、名古屋市の負担金の支出が妥当かどうか、またいままで支払った、または未払いの負担金はどうすべきか、そしてこれからの公共事業としての芸術支援の在り方をめぐるものです。特に手続き面でかなり問題があることが浮き彫りになっています。

 

以下のNHK中部日本放送のニュースがよく論点をまとめています。ただNHKはなぜ話題にほとんどならなかった少女像をとりあげて、一番の論点であった昭和天皇の肖像写真焼却動画を例示しないのか不可解ですが、それ以外はよくまとまっています。

 

ぜひご覧ください。

www3.nhk.or.jp

 

hicbc.com

 

全部はこちらのアーカイブから。ただし音声が悪いw。上のニュース動画でもう論点整理は尽きてるのそちらをどうぞ。ただ法律のプロ三人が揃って河村たかし市長の発言は

「検閲」ではないと断言してて、僕も賛同してますのでそこは注記しておきますね。

https://www.youtube.com/watch?v=hTX8MReXR0g

論説「グレタ現象を盛り上げる「最強のアンチ」はもう一人いる」by田中秀臣in iRONNA

今週の連載は経済学からではなくw、アイドル論からみたグレタ現象でした。この記事の公開後に、記事中で話題にした中国政府に関する話題で、中共批判に近い内容を、ついにグレタ氏が香港デモへの理解を示すツイートで公にしたことで、注目を浴びてます。このまま中国政府批判を続けるのかもひとつのキーになりそうですね。

 

わりと自信作です。ぜひお読みください!

ironna.jp

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」12月17日火曜コメンテーター出演:消費増税とデフレ圧力、日韓輸出管理で対話など

本日もお聴きいただきありがとうございました。日韓の輸出管理は「対話」というか日本と韓国がお互いの制度や手続きを相手に話して、理解を深めるだけで、それぞれの国のルール変更をせまる「協議」ではないのですが、なぜか「協議」扱いする報道が多いですね。その点も批判的に言及しました。

 

また消費増税のデフレ圧力や、また朝日新聞の雨宮副総裁の発言を援用した観測記事ぽいものを批判的に解説しました。

 

来週もぜひお聴きください!

 

本日のニュース解説メニュー
○日韓 輸出管理で対話
○日銀緩和機運 急速にしぼむ
○中国産業補助金 5年で倍に
○かんぽ 一部業務停止へ
○消費増税とデフレ圧力

 

今週の放送は以下から聴けます。
http://radiko.jp/#!/ts/QRR/20191217

f:id:tanakahidetomi:20190804215042p:plain


060000
また生放送はラジオの他、radikoでも聴けます
http://radiko.jp/#!/live/QRR

論説「データで見る、東京オリンピック後の日本経済と不動産」by田中秀臣in Tochcome

トチカムさんで東京オリンピック後の日本経済を不動産市場について、現在の日本の政策的課題をふくめて詳細に論じました。読みやすい内容にもなっていますのでぜひご一読ください! 田中家の謎も一部公開w

 

www.tochicome.jp

論説「いい反緊縮、悪い反緊縮の経済学」上 in『電気と工事』2020年1月号連載100回目!!

ついに月刊連載100回目突入。次の目標は連載10周年ですw。応援よろしくお願いします。

今回は、反緊縮政策の「いい」のと「悪い」のとの区別を前後編でやります。

 

 

電気と工事 2020年 01 月号 [雑誌]

電気と工事 2020年 01 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: 雑誌
 

 

国土強靭省と防災ファンドの経済学in『電気と工事』2019年12月号連載99回目

告知が遅れましたが、先月号の『電気と工事』には、最近の防災インフラ対策として、長期の人々の期待に訴える効果のある国土強靭省や防災ファンドの枠組みについて書きました。

 

<さらに、長期的な経済停滞を防ぐために「国 土強靱省」のような省庁や、オランダなどで先 行例のある防災ファンドを新設すれば、国民の 多くは長期の財政支出が続くことを期待して、 デフレ停滞に陥るリスクを「恒常的」に予防す る。この恒常的な防災インフラ投資が、金融緩 和の継続とともに、日本の経済停滞を回避する ための絶好の両輪になるだろう。 >

 

図書館などでぜひご一読ください。

 

電気と工事 2019年 12 月号 [雑誌]

電気と工事 2019年 12 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2019/11/15
  • メディア: 雑誌
 

 

 

あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会

あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会の委員になりました。名古屋市のみなさんのために微力ではありますが、全力を尽くして頑張ります。

 

名古屋市:あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会について(暮らしの情報)

 

mainichi.jp