福満しげゆき氏の作品の中で最も笑った。そしてエロさも感じる。これからの展開に目が離せない。
なお福満氏のエッセイには経済を扱ったものが多く、なかなか興味深い論陣を展開している。
- 作者: 福満しげゆき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/12/06
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
福満しげゆき氏の作品の中で最も笑った。そしてエロさも感じる。これからの展開に目が離せない。
なお福満氏のエッセイには経済を扱ったものが多く、なかなか興味深い論陣を展開している。
谷口ジロー氏の絶筆を含む、主にフランスでBDで出版された作品を中心にして、それ以外にも小泉八雲についてのすぐれた短編を含む良質のマンガである。
谷口ジロー氏については、「谷口ジローとメビウス」的な趣旨で論説を書くつもりが何年もたってしまった。谷口ジロー氏に直接、メビウスからの影響についても質問させていただいたことも思い出である。資料はかなり集めたのだが、別な研究者が書くのではないかという気がしてお蔵入りのままである。
そんなことではいけないのだな、とこのマンガを読んで思った。しかし本当に惜しい方だった。本書の内田百�瑶の「冥途」を原作にした「いざなうもの その壱 花火」は谷口氏の新しい表現スタイルへの最初の一作であったように思えて、その続きを見ることができず残念です。