今日、同僚にいわれて気がつきました。ゲーム理論の応用、情報、行動経済学などで大幅に拡充されたとのこと。このヴァリアンのテキストは院生時代にノンパラメトリックアプローチで貨幣集計量を推計したとき(僕にも計量経済学の成果あるのよ 笑)に最初に読んで、その後にヴァリアンのノンパラの専門論文に移りました。簡単な説明でも非常によく考えられていて、専門論文への接続もスムーズだった記憶が。ちなみに小野先生たちがノンパラ使った推計をしたのを一昨年だかに知って非常に懐かしい気がしました。
- 作者: ハル R.ヴァリアン,佐藤隆三
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2007/03/16
- メディア: 単行本
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この中級の上のレベルのテキストもいいんだけど、ノンパラについてはいきなり下のヴァリアンの専門論文を読むのをオススメ。
The Nonparametric Approach to Demand Analysis
Hal Varian 、Econometrica, 1982, vol. 50, issue 4, pages 945-73
もう90年代真中以降、この分野をフォローしてませんけども。少しどんなのがあるのか後で調べようかな……。